2020 年買ってよかったもの

皆様お元気でお過ごしでしょうか。

様々な節目の年になるんだろうなあとぼんやり思っていた 2020 年はコロナウィルスの流行により全く予想もしていなかった一年となりました。

家から全くでないリモートワーク生活をしていたりニュースがコロナ一色だったりと、今年はたいして何もできず、何があったのかも覚えておらず、 2020 年がもう終わるという実感を正直もてていません。 それでも人生は過ぎていき、もう今年の買ってよかったものをまとめる季節がやってきてしまいました。

外出する機会がめっきり減って、今の時代ほとんどのものがインターネットで購入できるとはいえ、やっぱり、お店でないと出会えないものや良さが分からないものがたくさんあることを実感しますね。 我ショッピングする故に我ありが座右の銘ですが、ショッピングの楽しさの大きな部分をウィンドーショッピングが占めていることが分かります。

さて、振り返っていきます。

カメマンネンの眼鏡

eyewearmebius.shop

まもなく「三十而立」な年齢になりますが(なりたくてなるわけではありません)、なるべく上品な三十路となることを目標にしています。 今まではポールスミスの黒縁眼鏡を使っていて、これはこれで気に入っていたのですが、黒縁は印象がちょっと固くなってしまいがち。 自分の中での「上品=メタルフレーム丸眼鏡」という直観に従って、好みに合う丸眼鏡を探していました。

丸眼鏡と一口に言っても、真円度や大きさフレームの大きさ、リムがちょっと違うだけで見た目が大幅に変わるので、自分の好みの丸眼鏡を探すのには大分苦労しました。 一日かけて東京中を色々歩いて探し回った結果、カメマンネンの 100 にしました。(ちなみにカメマンネンの神楽坂店はめっちゃ場所が分かりにくい) カメマンネンは鯖江の老舗メーカーさんで、「鶴は千年、亀は万年」が名前の由来だそうです。鯖江ですよ、鯖江

万年、とはいきませんが、 10 年 20 年は大事に使っていきたいですね。

自作キーボード

f:id:Forty:20201230171842j:plain

ずっとラップトップでキーボードを叩いていると肩がちょっと痛くなるんですよね。 肩の負担を和らげるために分割キーボードが欲しくなり、自作キーボードに手を伸ばしてみました。

自作キーボードというと敷居が高いように聞こえてしまいますが、半田付けさえできればだいたい大丈夫です。 半田付けも自前で道具を用意しなくとも、遊舎工房さんの工作スペースをお借りすれば道具が一式揃います。おいでよ自作キーボード沼。

自分は打鍵感が強いキーボードが好きなので、市販のキーボードでは最高級とされる HHKB や RealForce などの静電容量無接点方式タイプが好みからちょっと外れてしまってます。 今回作った 7sKB は主に Zilent の 78g のキースイッチを使っており、かなりハードな打鍵感に仕上げることが出来ました。 (HHKB が 45 - 55g くらい)

yushakobo.jp

まあ、静電容量無接点方式タイプが好みからちょっと外れてるとはいいつつも、来年は静電容量無接点方式でキーボード自作してみたいなと思っています。 新しいキーボード特に必要にないのに kbd67 をポチろうとしている。

yushakobo.jp

自作棚

www.heianshindo.co.jp

自作第二弾。 スクール×ツクールを読んで、 DIY 欲がめきめき湧いてきたので、ロードバイクを吊り下げるようの柱と、バス用品をしまうための棚を作りました。ちなみに上の画像はツーバイフォーの上下に被せて部屋に固定するための部品です。

近くにホームセンターがないため、部屋の高さに合わせたツーバイフォー材(木材)を買うことが出来ず、ツーバイフォーを切ったり繋げたりする必要があったのですが、専用の工具を使えば特に技術もなく真っすぐに切れることに感動しました。

z-saw.co.jp

思えば図画工作とかの授業だとガイドなしで切ってた記憶がありますが、ガイドの存在と使い方教えてもらえてたら助かるだろうなあ。 必要な家具は割と揃ってきたので、あんまり来年は DIY しないだろうなあとは思いつつ、折角一式道具揃えたのでまたなにか作りたいですね。

自作鞄

f:id:Forty:20201231200224j:plain

自作第三弾 今の今までこの鞄を作っていたため、ブログの投稿が遅れました。 縫うだけのはずなのにまさか 15 時間近くもかかるなんてなあ。

前はメーカーにいたり、今もエンジニアをしていたりすることもあって、ものづくりの大切さを忘れないようにするために、定期的にものづくりをするように心がけています。 財布と小説一冊と非常用の薬や諸々とかだけ入る小さな鞄を探していて、 Makuake というクラウドファンディングサイトでこの鞄と出会いました。 サイズもデザインも色味もお値段もよく、なにより、自分で作ることが出来る、買うしかないじゃん。

革と幾つかのパーツが送られてきてそれらを縫い合わせるだけのシンプルな工程ですが、思っていた以上に時間がかかる。 最近は忙しくて、一つ一つの作業と丁寧に向き合うような時間をとれてなかったので、この鞄のおかげで年末休みに、丁寧に時間を過ごすことができました。

次は革靴とかにチャレンジしてみたいが、お値段的に手を出しにくいので迷っている。

ワイヤレスイヤホン

Amazon.co.jp: 【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo(ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.0)【IPX7防水規格 / 最大20時間音楽再生 / Siri対応/グラフェン採用ドライバー/マイク内蔵/PSE認証済】(ブラック): 家電・カメラ

ソニーノイズキャンセリングなヘッドフォンを持ってはいるのですが、 PC に刺しっぱなしのため、ちょっと買い物とかちょっと料理とかのためだけに抜き差しするの面倒なんですよねえ。 別に音質は求めていないものの、どこか分からないメーカーのものを買うのは嫌だったので、セール時 Anker の Liberty Neo を買いました。 ヘッドフォンの抜き差しという 5 秒もかからない動作ですが、完全になくなるとストレスがだいぶ違いますね。 一度の充電で 5 時間近くもつので、ちょっとした外出などの際にも割と重宝しています。

ただし、ケーブルがないので、無くしやすいのが玉に瑕。 一度無くしたものの、不便さに耐えかねて再度購入しました。

安楽椅子

www.ikea.com

今まで家には仕事+遊び用の机のための椅子とベッドしかないので、読書したりちょっとした作業したりするのに適した場所がありませんでした。 机の椅子だと PC があって集中できないし、ベッドに座ったり横になったりするのもちょっと本を読みにくい。

今年からずーっとリモート勤務で家にいる時間が大幅に長くなることもあり、椅子をもう一つ買ってもいいかなあと思い立ちました。 安楽椅子探偵好きなので、安楽椅子ってどんなもんかなと試しに IKEA で座ってみたら、虜になってしまい、その場で購入してしまいました。

安楽椅子自体の座り心地の良さもさることながら、リラックス用の場所と頭が認識してくれるので、気持ちがさっと切り替わるのも非常にポイントが高い。 探偵っぽい仕事のご依頼お待ちしております。

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

www.sekiro.jp

いわゆる死にゲーです。しかし単なる死にゲーではなく、死にゲーの頂点です。

戦闘システムは要するに単なるチャンバラなんですが、相手の特徴を知り尽くさないと勝てない仕組みになっています。 何度も何度も挑戦して、少しずつ相手のことを学んでいき、いつもは避けられない攻撃が避けられるようになったりしていく度に自分の成長を感じる...もうこれ人生ですよね。 人生で大切なことは SEKIRO に詰まっている。

多分、自分のオールタイムベストのゲームになるんじゃないかな。 ボスを倒すたびに全力でガッツポーズするゲームは後にも先にも SEKIRO だけです。

ベオグラードメトロの子供たち

summertimeinblue.net

Automaton の記事で知って、珍しく全くためらわずに購入しました。サウンドノベル、超能力者、サイコな雰囲気に少しレトロよりな絵柄...よくばりハッピーセットみたいな自分の好きなもの詰め合わせセットなら買うしかないじゃない。

サウンドノベルの独特な立ち位置が好きです。小説と同じでテキスト中心だけど、 サウンドノベルには BGM もあり、立ち絵もある。何より違うのが、選択肢があり、マルチエンディングが仕組みとして許されていること。 ベオグラードメトロの子供たちはストーリーもキャラも全部良かったですが、エンディングが分岐して幾つかのありうる未来を垣間見せてくれるのが一番よかったですね。 ちなみに僕はネデルカエンドが一番好きでした。キャラではマリヤが一番好きだったかも。二面性のあるお嬢様という属性は深々と突き刺さることが分かった。

今年プレイしたもので言えば VA11_HallA とか Fate Grand Order とかもサウンドノベル枠に入りますが、 VA11_HallA はやや古いので次回作(予定)の N1RV ANN-A を紹介したいのと、 Fate Grand Order については宗教無課金であり何も買ってないので、購入したものに入らないと判断して除外としました。

store.steampowered.com

今年は家にいる時間が長いからか、家で快適に過ごすための買い物が多かった気します。 来年は外で活動するための買い物が多い一年になることを祈るばかりです。