ベイビー・ドライバー

これはベイビー・ドライバーを見てくれ!という記事です。

 

今年も30本近く映画を見ています。その中でもベイビー・ドライバーが一番面白かったんですが、周りに知っている人があまりにもいなさすぎたので筆をとりました。

映画の楽しみってみんなでわいわい感想を言い合うことにもあると思うんですよね。

ベイビー・ドライバー本当にお勧めなのでみんなみて感想をどんどん呟こう!8月21日日本公開なので、もうあと一週間もすれば上映が終わってしまいます。(映画は1か月くらいが公開期間らしいです)早く見よう!

 

・ここが良かったベイビー・ドライバー

 

1.ミュージカル

映画でミュージカルと言えばラ・ラ・ランドが記憶に新しいですが、ベイビー・ドライバーはミュージカルに馴染みの薄い人にもとっつきやすかったラ・ラ・ランドよりも、直感的に楽しめるミュージカルでした。

Wikipedia先生によるとミュージカルの定義は以下とのことですが、

  ミュージカルは、音楽台詞およびダンスを結合させた演劇形式。ユーモア、ペーソス、愛、怒りといったさまざまな感情的要素と物語を組み合わせ、(以下省略)

ベイビー・ドライバーはこんなに堅苦しくなくて、曲のタイミングに合わせて体や車を動かしたりと分かりやすく音楽に合わせて動きます。使われてる音楽はアメリカの昔のポップミュージックが多く、分かりやすいロック調な曲ばかりで小難しい背景知識は全く要りません。単純に言ってしまえば、音楽とテンポを合わせているだけなんですけど、見ていて小気味よいんですよね。カーアクションとあわせて本当に爽快感がある!

 

2.カーアクション

ベイビー・ドライバーは「犯罪者の逃がし屋」の物語です。だから、本編はカーアクションで満載ですが、それがただのカーアクションじゃないんです。

カーアクションといえば、200Kmくらいで走ってジャンプしたりスルスル追い抜いて行ったりといったのが見せ場ですけど、ベイビー・ドライバーは違います。止まらずにグネグネ曲がってぎゅーってなってウィーンって感じなんですけど、ボキャ貧すぎて全然良さが伝わらないので、予告編を見てもらえばわかると思います。


映画『ベイビー・ドライバー』冒頭6分カーチェイス

 

3.ベイビー(アンセル・エルゴート)の演技

予告編を見れば気づいたと思うんですけど、ベイビー(アンセル・エルゴート)の演技が凄い。本当にすごい。尊い。ベイビーは誰にも心を開いていない孤独な天才ドライバーとして描かれている一方で若者の感性はまるっきり残していて、その使い分けが凄い。それがエンディングの良さを際立たせているので本当に本編を見て確認してほしいです。

 

・余談

ケヴィン・スペイシーがドク(悪の親玉)役として出ています。この人は、Netflixが作っているドラマ(ハウスオブカード)で大統領役をしているんですが、本編の中でもちらほら意識したような作りになっていてハウスオブカードを知っている人には笑ってしまうような仕掛けがいくつかあります。たとえば、ハウスオブカードの中で、テレビ番組に失言のラップをつくられてしまうシーンがあるんですが、ベイビー・ドライバーでも同じようなラップをベイビーにつくられてしまいます。他にもあるんですが、それは映画を見てからのお楽しみということで。

 

ベイビー・ドライバーを見終わってから、3年ぶりくらいご無沙汰だったドライブをはじめようと思うくらいには面白い映画でした。一人でも多くの人が見て感想を呟いてくれたらうれしいです。

 

みたび

ブログを書きたいと思い始めたのは大学生のころだったと思う。

あの頃のいわゆる大学生界隈はギラギラしていて———今でもしているのかもしれないけど———どうすれば賢くなれるかみんなブログで発表していたように思う。

自分もその界隈に入りたくて、幾つか記事を書いていた。

 

ただ、あまりの内容の稚拙さに嫌気がさして、書いては消し、書いては消しを繰り返していた。

今度で泣きの三回目。

もうどうしても賢くなりたいという気持ちは残っていないけれど、自分が思うことをきちんと伝える練習としてブログを書こうと思う。